NEVERLAND
JAPAN Major 7th Single 2012.04.18
FTISLANDの疾風怒濤のロックンロール・ナンバー、ここに誕生。そんなキャッチフレーズが浮かぶほどに熱い『NEVERLAND』。タイトル曲は、ツイン・ギターならではのヘヴィに轟くリフと、尖り鋭く響く旋律との絡み合いで生まれる勢いと圧倒的なパワー感が、FTISLANDのロックは進化し続けていることを感じさせる。そんなギターロックサウンドを支えるベースとドラムの力強いグルーヴは、楽曲全体の熱を存分に放つよう。前へ前へ。愛する人も、聴く者も共に力いっぱい踏み出し、命の火を燃やす。情熱が迸る歌詞は、いしわたり淳治の手によるものだ。チャットモンチーや9mm Parabellum Bulletのプロデュースでも知られる彼の綴る言葉が、FTISLANDの新たな表情を引き出している。強引なまでに男らしく、力強く前へ進むパワーを宿す今作は、FTISLANDのバンド感の代名詞と呼べる1曲となるはず。
カップリングにはミンファンとスンヒョンの2人の作曲にスンヒョンが歌詞も担った軽快ロックチューン『WANNA GO』。跳ねるビートに軽やかに響くメロディ。ギターの掛け合いからは彼らの表情まで見えてきそうな躍動感だ。楽曲終わりのギターの最後の一音まで、びっしりと5人の息遣いが詰まるライブユースなナンバーだ。
そして3曲目もミンファン&スンヒョンコンビによるミディアムナンバー『YUKI』。叙情的なサウンドに彩られた、切なくも優しいラブソング。雪が積もるように奏でられる音が胸に沁みる。アッパーからミディアムまで。3曲共にロッキンな彼らのシングルで、そのロックの魂が色濃くなった印象の強い作品。